自分の血圧は今どの段階なのか?

成人における血圧値の分類


1)至適血圧:120/80mmHg未満で、最も好ましい血圧値です。

2)家庭血圧:125/80mmHg未満を家庭血圧の正常血圧で、135/85mmHg以上が高血圧と
  され
ています。

3)正常高値血圧:130/85mmHg以上140/90mmHg未満の範囲をいいます。

4)軽症(T度)高血圧:140/90mmHg以上160/100mmHg未満の範囲をいいます

5)中等症(U度)高血圧:160/100mmHg以上180/110mmHg未満の範囲をいいます。

6)重症(V度)高血圧:180/110mmHg以上をいいます。

 

いつ治療を始めるのか

 

血圧のレベルと同時に心血管病の危険因子や臓器障害/心血管病の有無により低リスク、中等リスク、
高リスクの3群に層別化して、降圧治療の開始を考慮します。

例えば、危険因子がないリスク第一層でも血圧が180/110mmHg以上であれば高リスクとし
直ちに治療を開始します。また血圧が130/85mmHgの正常高値でも糖尿病を合併していれ

リスク第三層の高リスク
として治療を開始します。個々の状況によって治療対象血圧は

異なることになります。

私の場合

降圧治療前は、収縮期血圧140mmHg代、拡張期血圧90mmHg代で軽症高血圧でしたが、脂質

異常症を合併していたので、中等リスクとして降圧治療を開始しました。仮に喫煙と肥満

が加われば、心血管病の危険因子が3つとなり、高リスクになります。