便の形状

日常生活を心地よく過ごすには、快食、快眠、快便が必要条件となります。

おいしく食べて、気持ちの良い排便をして、ぐっすり眠て、気持ちよく目覚めることができれば理想的

ですが、なかなか難しい問題が多く、すべてを満たすことができません。

とりわけ排便のよしあしは、食事内容、食事バランス、過食、欠食、食事時間、水分摂取量、アルコー

ル、喫煙、排便のタイミングなどが大きく関係します。

この表は「ブリストル便形状スケール」として過敏性腸症候群の病型分類に用いられていますが、

日常の便の形状の表現としてもわかりやすく、覚えておくと便利です。

医療機関を受診する際、“ウサギのようなコロコロの便”、“固形物のない水様の便”などと表現すると

問診がスムーズにすすむと思います。

(※「ブリストル便形状スケール」は日医雑誌 第137巻・10号IBSの診断基準とガイドライン

  から引用しました)