栄養表示

その前に:食品表示について

食品の表示は、消費者にとって、その食品の品質を判断する上でなくてはならないものです。

このため一般消費者向けのすべての飲食料品について品質表示基準が定められています。

生鮮食品であれば名称や原産地、加工食品であれば名称、原材料名、内容量、賞味期限、保存方

法、製造業者の氏名・住所等を表示することがJAS法で義務付けられています。

また玄米、精米、水産物、遺伝子組換え食品などの品質表示基準や個別の食品に適応される品質

表示基準が設けられています。さらに食品衛生法に基づく期限表示やアレルギー表示等、計量法

に基づく内容量表示なども定められています。(農林水産省HPより引用)

栄養表示

栄養成分表示は健康増進法により定められており、強調したい栄養成分(○○たっぷり、○○控

え目など)がある場合には表示が義務付けられています。これらの表示があることによって自分

にとって必要な栄養成分か、あるいは必要ではないかを確認し、商品を選ぶことができます。栄

養成分表示のルールをよく理解して、上手に食品を選択しましょう。


 


 栄養成分表示が100ml当たりなのか、1食分当たりなのか、あるいは1パック当たりなのか

が重要です。1回で飲みきるのと、何日かに分けて飲むのとでは大きな違いがあります。

 エネルギー・たんぱく質・脂質・糖質(炭水化物)・ナトリウムの5項目は、すべての栄養表
  示
にこの順番で記載することが義務付けられています。なおナトリウムの量は塩分の指標にな
  り
ますが食塩量そのものではありません。

食塩量はナトリウムmg×2.54÷1000で換算します。この場合は、

52×2.54÷1000=0.13と計算されます。ごく微量です。

 イソフラボンは栄養成分ではないので枠外に表示されます。

※「おから」に相当する固形分がそのまま入っているので、たんぱく質や食物繊維が多く含まれ

 ています。