お箸

私は箸が好きで、旅先やデパートの物産展でついつい買ってしまいます。

上の二膳は竹、下のものは紫檀でできています。

箸は、その長さ・太さ・重さ・バランス・断面の形状(丸、四角、六角、八角など)など様々な条件で

使いやすくもなり、また使いにくくもなります。

今一番私と相性のいい紫檀の箸です。四角で、適度な重さと太さとバランスがよく、とても使いやすいです。

手に合う箸の長さは、直角に開いた親指と人差し指を結ぶ「ひとあた」の1.5倍といわれています。

私のひとあたは14cmなので、21cmの長さの箸が適当といえます。

きれいな箸の持ち方は、上の箸を親指と人差し指と中指の3本で持ち、動かします。下の箸は薬指の先と親指、

人差し指の股に置いて固定します。

 

海外の和食レストランで外人が上手に箸を使っている場面を映画やテレビ番組でよく目にします。一方、正しい

箸の持ち方や使い方を知らない日本人や子供に箸の使い方を教えられない大人を多く見かけます。

私が子供のころ教わった方法をご紹介します。

まず1本の箸を親指、人差し指、中指の3本の指で「筆を持つように」持ち、この3本を使って上下に動かす練

習をします。親指は添える程度で、人差し指と中指で箸をはさんで、この2本で動かすと簡単にできます。

   

次にもう1本を薬指にのせながら、親指と人差し指の股に滑らせれば正しい持ち方ができます。