やっぱり運動

年を取るということ

私たちはいやでも年を取ります。若いときに考えもしなかったことが次々に起こります。

私自身について思い起こしてみますと、40台は40肩を経験しましたが、元気でした。

50台前半では老眼と前立腺肥大が目立ち始め、50台後半は虫眼鏡がないと新聞が読め

なくなり、同時に腰痛がひどくなり、体力の衰えを感じるようになりました。

年を取るということは身体のさまざまな機能の衰えと同時に柔軟性、筋力、持久力が徐々

に失われることです。この老化をどのように受け入れて、どのように対処していくかが問

題です。

どうしたらいいのか

好きなものを食べ、好きなものを飲み、運動をしないと肥ります。中高年になってから急

激に肥ると様々な病気が発症します。病気にならないためにも、また病気を重症化させな

いためにも無理のない適度な運動が必要です。

運動する

中高年が運動する上で、最も重要なことは運動することによって怪我をしたり、病気を悪

化させないことです。そのためにも自分の今の健康状態を知り、運動の準備をすることが

大事です。そして運動を継続することが重要です。継続は力です。

運動するということは柔軟性、筋力、持久力の三要素を維持、向上させることです。

@    柔軟性:年を取って最初に感じるのが身体のかたさです。柔軟性がないと怪我をします。

関節の可動域をひろげ、筋肉を温めるにはストレッチがとても重要になります。

A    筋力:重いバーベルで鍛える必要はありません。筋肉を刺激し、血液循環をよくするこ

とが目的です。年令や筋力から自分にあった負荷を選べるゴムチューブが最適です。(チュ

ーブはスポーツショップで購入できます。目的や運動強度によって色分けされています)

B    持久力:日常生活では持久力の衰えはあまり感じないと思います。持久力は心肺機能に

比例します。心肺機能を鍛えるには第二の心臓といわれる大腿の筋肉を動かすことです。

それには歩く、走ることが最適です。

私が心がけていること

@あまり一生懸命にならない。体調が悪い時は休む。

A週3日を目標。

B散歩から始める。苦しいことはしない。

スロージョギングを目標:超ゆっくりジョギング。苦しくなく会話ができる程度。

C柔軟(ストレッチ)はできれば毎日やる。ゆっくり気持ちよく。痛いことはしない。

D週2〜3回負荷の小さいチューブで上半身筋トレ。

最後に

どんなに食事に気をつかっても、どんなに計画的に運動してもタバコはすべての努力を打

ち消します。タバコは厳禁です。